「ターフカッターってよく聞くけど、どんな風に使うの?」そのような疑問をお持ちではありませんか。
ターフカッター(エッジカッター)とは、芝生の根を切るために作られた道具のひとつです。芝生の際刈りをしてきれいに整えたり、ターフカッターで芝生の根を切ったりすることで、新陳代謝を促し生き生きとした芝生を保てます。
こちらの記事では、ターフカッターの役目やお手入れする方法をお伝えします。ぜひターフカッター使用した、お手入れ方法を参考にしてください。
目次
ターフカッターの必要性
ターフカッターとは、芝生の根を切るために作られた道具です。主に3つの作業で、ターフカッターを使用します。
- 芝生のエッジ処理
- 芝生のスライシング
- 芝生の捕植
こちらの3つの作業は、キレイな芝生を育てるために必要なお手入れとなります。そのためターフカッターは、持っていて損はしない道具のひとつです。
それぞれどのような目的で、ターフカッターを使うのかをみていきましょう。
エッジ処理で芝生のキワを整える
芝生の成長する時期には、短い期間で芝生がどんどん伸びるためメンテナンスが必要です。芝生が伸びてきたら、まずは芝刈りをして葉を短く整えましょう。しかし芝刈りをするだけでは、芝生のキワの部分はきれいに仕上がりません。
そこで芝生のキワを整える、3つの方法をご紹介します。
①芝生用のハサミでキワと整える
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芝生用のハサミはコスパもよく、普段からハサミを使い慣れているため簡単に使用ができます。またいろいろな角度で芝生をカットする場合が多いため、購入時には回転式のハサミを選ぶとよいでしょう。
ハサミは手軽で取り入れやすいです。しかし手動のため、広い範囲を刈るには不向きです。
②芝生用のバリカンでキワを整える
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芝生のキワ刈りに便利な、芝生用のバリカンがあります。バリカンを芝生の際刈りに使用するには、充電式がおすすめ。コードを気にすることなく移動ができ、切断する恐れもないので安心して使用が可能ですよ。
③ターフカッターでキワを整える
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駐車場に使用しているコンクリートの部分や、飛び石などにはみ出した芝生は、ハサミやバリカンでのキワ刈りは難しい場合もあります。そのような場合にはターフカッターを使用して、芝生のキワ部分をカットしましょう。
まず芝生と障害物との境目に、ターフカッターの刃をカットしたい部分に差し込み、はみ出した芝生をカットします。カットした余分な芝生を取り除くと、ビシッとしたきれいなエッジに仕上がります。
芝生のキワを整えるときは、ターフカッターを使用すると簡単で便利。細かい部分は芝生用のハサミを使うと、よりいっそうきれいな仕上がりとなるでしょう。
スライシング作業で芝生の綺麗を保つ
スライシングとは、定期的に芝生の根にターフカッターで、切り込みを入れる作業のことです。芝生にスライシング作業をすると、以下のような効果があります。
- 古い根を切ることで新陳代謝を促し新しい根が成長する。
- 土をほぐすので水はけが良くなる。
- 土壌の通気性が良くなり、病気予防にもつながる。
いずれも、元気な芝生を育てるための必要な作業となります!
古くなった芝生の捕植にもターフカッター
芝生の一部が枯れてしまったり元気がなかったりした場合には、新しい芝生の捕植をします。捕植にはまず芝生の根を切り、古い芝生を剥がし新しい芝生を捕植します。
古くなった芝生を剥がすときに、ターフカッターを使用するとよいですね。ターフカッターの代用でシャベルや鎌を使用しても芝生の根を切れます。ですが、ターフカッターはもともと芝生の根を切ることに特化した道具。そのため効率よく作業するのにとても便利です。
ターフカッターの選び方
「ターフカッターを購入したいけど、どれがよいのかわからない…」はじめて購入する場合には、種類を選ぶのに悩みますよね。ターフカッター選ぶときは、切れ味と大きさが重要なポイントとなります。
まず、切れ味が悪いターフカッターだと、作業効率が悪くなりがちです。そのため切れ味がよいターフカッターを使用すると、効率よく芝生のメンテナンスが可能です。
もうひとつ選ぶときのポイントは、ターフカッターの大きさです。購入時には、大きなターフカッターを選ぶことをおすすめしています。
芝生のエッジを整えるなら、小さめのターフカッターでも問題ありません。しかし数年経過した芝生の捕植をするときに、小さなターフカッターだと性能が不十分になる可能性があります。そのため、大きなターフカッターがよいでしょう。
まとめ
芝生のメンテナンスをするときには、効率よく作業をしたいですね。芝生の根を切るには、専用の道具を使用すると簡単に作業ができます。
ターフカッターは芝生の根を切ることを前提とした道具です。整えたり育てたりするときは、便利なターフカッターを使用しご自宅のきれいな芝生を整えていきましょう。