自宅に芝生を張ることにした!でも芝生の手入れって何を用意したらいいの?
いろんな情報があふれていて、結局何がいるのかわからない…そんな悩みを持っていませんか?筆者も最初は同じ悩みを抱えていました。
たくさんの手入れが必要となるイメージの芝生ですが、実は初心者が最初に持っておくべき道具はたった5つだけ!最初の1年は基本の5つ道具を使いつつ、芝のお手入れに慣れていけばそれでOKなのです。
この記事では芝生の手入れに必要な道具の選び方と、初心者必須の道具を5つ紹介していきます。迷える道具探しの参考にしてみてくださいね。
目次
芝生道具の選び方
芝生初心者が押さえておきたい道具選びのポイントは2つあります。
- 手軽に使えることを重視した道具選びをすること
- 芝張り1年目に必要となる手入れにフォーカスし、道具を集めること
それぞれ、詳しく見ていきましょう!
道具選びのポイントはズバリ、“お手軽さ”!
初心者にとって一番重要なのは「手入れを続ける」ということ。
芝生の手入れは定期的に必要となる作業ばかりです。まずは手軽に利用できる道具から始めて、日々のお手入れに慣れていきましょう。
初心者の場合、「軽い・大きすぎない・収納しやすいもの」「価格が高すぎないもの」など、手軽に使えるものから始めるのがベストです。多機能・高機能な道具に手を出すのは、芝の手入れに慣れてからでも遅くありませんよ。
芝張り1年目に必要な手入れとは?
最低限必要な芝生のお手入れは3つあります。
- 芝生を枯らさずに育てる手入れ:散水
- 芝生を見栄え良く維持する手入れ:芝刈り
- 健康的な芝を保つ:芝生の掃除、部分的なメンテナンス
これらのお手入れに必要な道具が「初心者が買うべき道具」といえます。最初は必要最低限の道具を買い、2年目以降に発生する手入れや起こったトラブルに応じて買い足していくとムダがありません。
2年目以降の芝生には、サッチングやエアレーションといった手入れが必要になりますが、1年目は最低限のお世話で十分。根をしっかりと活着させるためにも、基本のお手入れ以外はむしろ不要と言ってよいでしょう。
それでは、いよいよ初心者必携・5つの道具をご紹介します!
初心者必須の芝生道具①
芝刈り機
最も用意すべき芝の手入れ道具、それが芝刈り機です。芝刈り機は代わりになるものがないので、自宅に芝生を張る全ての人が必ず購入すべきお手入れ道具になります。
手動式芝刈り機と電動式芝刈り機の違い
芝刈り機には、大きく分けて手動式・電動式の2種類が存在します。それぞれのメリット・デメリットは次の通りです。
◎手動式のメリット
- 音が静か
- 場所を取らず、手軽に使える
- コンセント不要
- 価格が安い
▲手動式のデメリット
- 重たい。動かすのに力がいる
- 労力が掛かりすぎるので、30坪を超えるような広い範囲には適さない
◎電動式のメリット
- 手動よりもカットスピードが速い
- コードレスのものであれば、場所を取らない
▲電動式のデメリット
- 手動式よりも価格が高い
- コード付きのものは動きが制限され不便
- コードレスのものは値段が高い
手動と電動のどちらのタイプにするかは、庭の広さや芝手入れに掛けられる予算次第。ですが、初心者には手動式をおすすめします。
手動式であれば、価格も手頃で性能も十分。電源のことを考えなくていいので、置き場所や作業場所について考える必要がありません。また、30坪を超えるような広い庭でなければ1時間弱で芝刈りができます。
ちなみに、筆者も最初は手動式の芝刈り機を購入しました。それから3年たった今でも同じものを継続して使っています。自分のペースと芝生の環境について掴めてきたら、電動式を検討してもよいかもしれません。
初心者必須の芝生道具②
芝切りバサミ
芝刈り機と合わせて必要になるのが芝刈りバサミ。芝刈り機では刈りきれない部分をカットするときに使用します。
芝刈り機は便利ですが、その大きさゆえ、カベやブロック際のカットには適していません。そこで芝切りバサミが活躍します。
壁際の芝は伸びやすく、ハサミが必要となる機会は意外にも多いです。芝切りバサミは両手のものと片手のものがありますが、初心者には両手式のものがおすすめ。一度に大きく刈ることができて、疲れづらいからです。
初心者必須の芝生道具③
シャワーヘッドつき散水ホース
芝生の水やりにはシャワーヘッド付きの散水ホースを用意しましょう。
草花の水やりとは異なり、芝生は広範囲の水やりが必要となります。じょうろなどを使っていては日が暮れてしまうので、水栓から直接水をとるホース散水は必須です。
購入の際には、必ず水栓から芝生の端までの距離を確認してください。巻取り式のホースであれば、片付けの際に楽なのでおすすめですよ。
初心者必須の芝生道具④
熊手(レーキ)
芝刈り道具、散水道具の次に必要なものが熊手(レーキ)です。芝を健康的に管理するために不可欠な掃除をするときに役立ちます。
初心者におすすめなのは竹の熊手。地表に溜まった落ち葉やゴミ等を掻き出して掃除するときに使用します。竹製は軽くて扱いやすく、置き場所から取り出すのが億劫でなくなることが利点のひとつです。
2年目以降に必要となるサッチングにはスチール製が適していますが、普段のお手入れには断然竹製がおすすめ。まずは芝生の掃除を習慣にして、2年目以降の踏み込んだお手入れに備えましょう!
初心者必須の芝生道具⑤
芝生の目土
この部分だけ生育が悪い、表面が凸凹している…そんなときに便利なのが芝生の目土です。気になる場所に薄く目土を撒けば、芝の生育が促されるだけでなく、土の表面をならす効果もあります。芝生の手入れ用として常備しておくとよいでしょう。
芝生を育てていると、必ずと言っていいほど毎年生育の悪くなる場所が発生します。我が家では夏にコガネムシの幼虫が発生し、幼虫がいる部分だけ芝がはげてしまいました。そういった気になる部分に目土入れすることで、芝生を補修することができるのです。
川砂や山砂など目土に使える砂は様々ありますが、ホームセンター等で売っている芝生の目土用のものを購入すれば問題ありあせん。
まとめ
初心者が芝生のお手入れのために買うべき道具は、「芝刈り機」「芝刈りバサミ」「シャワーヘッド付き散水ホース」「熊手(レーキ)」「芝生の目土」の5つです。
これら5つ以外のものは、2年目以降徐々に買い足していけば大丈夫。最初は気負いすぎず、芝生のある生活に慣れていきましょう!